1973〜1974年作品

悲しきB・F

 女子高2年の千章(ちあき)は、マニッシュで全校生徒のアイドル。恋に恋する乙女たちのボーイフレンドがわりとして、絶大な人気を誇っていた。新任の及川先生はそれが気に入らない。女どうしでいちゃつくなんて言語道断!と知章に厳しくあたる。クラスの親衛隊のみならず、親友の愛弓と美術部の先輩、さらにはクラスの堅物春見女史から一度に交際を申し込まれ、知章のまわりはもうめちゃくちゃ。意を決して秘かに慕う及川先生に相談してみれば、「女らしくない」と傷つけられてショックの二乗。その上弟・悠も男子高で男にもてて困っているらしい。愛弓と悠、それぞれの恋愛相談を片づけて帰ってきた知章を待っていたのは及川先生。言い寄る先輩と春見女史を諭し、知章の気持ちもわかってくれた。知章の恋はみのったけれど、まだまだ親衛隊は黙っちゃいないかも…?

雪のマフラー

 雪深い東北の山里、ゆりと秀、稔の3人は高校3年の冬を迎えていた。ゆりの祖父の跡を継ぎ、こけし職人になるつもりでいた秀に、大学進学の話が浮上する。秀が東京に行っている間に、ゆりと稔を結婚させてしまおうという稔の父、実方(さねかた)の思惑からだった。
実方に借金のあるゆりの祖父は、その肩代わりにゆりを実方の家に預け、当人たちの気持ちをよそに、結婚話は本格化していく。ゆりの苦しむ姿をみていられない稔は、秀と東京に逃げるよう密かにゆりにすすめる。秀が帰ってくる日、一刻も早く出迎えたいゆりは今まで恐くて渡れなかった吊り橋を渡る。しかし古く傷んだ吊り橋の支柱が折れ、ゆりと、それを助けようとした稔は谷底に落ちていく。合格通知を手に帰ってき、ことの次第を知らされた秀は、ゆりと稔の眠る谷底へ降りていく。真っ白な雪の中にゆりの編んだマフラーが見えた。東京に旅立つときゆりが手渡してくれた手編みのマフラー。秀とおそろいの青い色…。そしてゆりを温めるように横たわり、秀もまた谷底で眠りにつくのだった…。

わたしは宇宙人

 みどりはSF好きの高校生。同じくSF好きな西村くんには目の敵にされていて、どーも相性が悪い。夢の中ではふたりいい雰囲気だったのに…。バカにされないように毎日SFを読んでいたせいか、夢のお告げが現実になった!?英語の抜き打ちテストでみんなをびっくりさせ、西村くんがプールに落ちるのもわかっちゃった。クラスメイトに持ち上げられてその気になっていたけれど、次第に雲行きがあやしくなって…。みんなの信用を取り戻そうと、屋上に上ってみたものの、ケガもなしに飛び降りるなんてできるのかしら?お調子者みどりの運命やいかに?

婚約者は替玉

パパとママは恋してる

 大野仁美と守谷充は西野第一中学校の2年A組、クラス委員。ともに女ばかり、男ばかりの家庭で育ったせいか、徹底的な男嫌い、女嫌い。信望の厚いふたりがこの有り様で、クラスは男女に分裂、今日もケンカが絶えない。そんなある日、授業参観で顔をあわせた仁美の母、充の父の雰囲気がどうもおかしい。学生時代の先輩、後輩の間柄で、運命的な再開をしたという。街でこっそり会っているところも目撃されて、クラスのみんなに裏切り者扱いされる仁美。充と共同戦線をはって、親どうしのデートを邪魔するもののうまくいかない。妹や弟も親同士のおつきあいに賛成の風向きになってきた。守谷父から正式にプロポーズされたと聞いて、仁美は絶対反対を叫ぶが、充のことばと母親の悲しそうな顔を見ていると、結婚は経済的な問題じゃないと気づく。
 二つの家族が晴れてひとつにまとまり、お互いの異性嫌いも消滅。おかげでクラスの生徒達も男女仲良く…。

ニンニク賛歌

父さんの誕生日

木枯らし泣いた朝

おばあちゃんの大革命

彼女はルームメイト

ブラックリストNo.1

5つのゆびの歌

泣くも笑うも10万円

今は夜中の3時ごろ

すてきなおくりもの

さよならあまえっ子