1980年〜1985年作品

マッチ箱とんとん

トンコこと大杉十三子は高校2年生。毎日電車を乗り継いで、片道2時間の道のりを通学している。山から走る電車は赤字のローカル線。一両編成の通称マッチ箱。年頃のオトメ、トンコにとって田舎暮らしは恥ずかしく、友達に住所も知らせられない。でもたまには友達とアフタースクールを楽しみたい。そんなささやかな希望を胸に秘めていたある日、さわやかな転校生秋吉クンに映画に誘われてしまった!ウィンドウショッピングや喫茶店で時間を忘れてしまい、ついにマッチ箱の終電に遅れてしまうトンコ…。ところが帰りの遅いトンコを心配して、マッチ箱が終電の発車を見合わせてくれていた。車掌さんや、家まで送ってくれた駅長さんの優しさが身にしみたトンコは、翌日秋吉クンに自分の家が田舎の山の中にあることを打ち明ける。秋吉クンはバカにするでもなく自然に囲まれた生活を羨ましいと言い、家にまで遊びに来てくれた。春には廃線になってしまう一両電車を、改めて愛おしく感じてしまうトンコだった。

クミコの冒険

はじまったばかりの大学生活を謳歌しているクミコのもとに、突然父親事故死の報が飛び込んできた。考古学者だった父は、仕事一途で家庭を省みない人だった。その父が死ぬ間際に発見した古代ギリシアの壺を求めて、父の助手だった桜井とともにクミコはギリシアに旅立つ。現地ガイドの若い日本人、大平は昔父の助手をしていた男だという。彼の行動に振り回され、行く先々でクミコは危険な事件に遭遇する。……大平は敵か、味方なのか?

河先生の大好きなギリシアを舞台に展開するサスペンスストーリー。

にぎやか丼

にぎやか弁当

風の笛

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