河あきら作品 人名辞典

あいかわ 相川【WONDER!】
 航太のクラスメイトで沢木たちグループにいじめられていた内向的な少年。家庭の中も荒れていたことから人気者の航太に反感を持ち、かおりの助言も届かず事件を起こしてしまう。

あおき-せんせい 青木先生【いらかの波】
 成京工業高校の社会科担当教師。教職への情熱が感じられない、渡の1年時のクラス担任。親の遺産で一戸建てを新築する。金銭面に細かいことから、あだ名はカケイボ。

あかし-たか 明石 多加【ご町内のミナさん!】
 ミナさんのお姉さんの次女。やや人見知りするところがあるが、優しい女の子。目上の者に妙に気を使うヘキがある。

あかし-ひよこ 明石 日代子【ご町内のミナさん!】
 ミナさんのお姉さんの長女。ものおじしない性格はお母さん譲り。かずえちゃんを崇拝している。

あきた-さん 秋田さん【ご町内のミナさん!】
 F町2丁目自治会の文化部長。東北生まれで幼い頃から苦労をしてきたらしい。ミナさんははじめての寄付金集めからお世話になった。パワーと根性のある土建屋さん。

あきもと-さち  秋本 幸【あなたは笑うよ】
 友紀の5歳になるひとり娘。人見知りするが躾が行き届いている。友紀の職場での立場から祖父母のもとに預けられることが多かった。

あきもと-さちお  秋本 左千夫【あなたは笑うよ】
 友紀の夫で幸の父親。学生運動の闘士で、幸が生まれる前に運動の中死んでいった。

あきもと-ゆき  秋本 友紀【あなたは笑うよ】
 高校の代行として彦のクラスを担当することになった体育教師。6年前に夫・左千夫を亡くし、娘・幸と二人暮らし。スレンダーな体つきに勝ち気な性格で生徒から慕われる。学生たちと自宅アパートで交流を持つうち、彦と想いあう仲になる。周囲の反対に遭いながらも彦との愛を貫こうとした矢先、事故で他界する。

あきよし-たくや  秋吉 拓也【マッチ箱とんとん】
 トンコのクラスの転入生で明るい好青年。一両電車のマッチ箱や山の中の風景に感動する純真な少年。

あさの-しんいち  浅野 紳一【いらかの波】
 成京工業高校の学生で渡のクラスメイト。受験日に渡の隣の席だったことから親しくなる。父親に反発し、ケンカが絶えない。渡が養子でありながら養父母を思っていることを知り、考えを改める。美術部所属。すっごい照れ屋さんに見えるが、あれが一般的なのかもしれない。

あさの-りえ  浅野 梨枝【いらかの波】
 浅野紳一の従姉。成京工業高校、野球部にマネージャーとして在籍するが、殆どアイドル状態で仕事らしい仕事はしていない。主将の神馬といい仲。

あさひかわ-きょうこ  旭川 今日子【ご町内のミナさん!】
 ミナさんの昔の男友達、神田昌人と結婚した新人SF作家。今時の女の子っぽい。

あしわら-まり  芦原 麻理【さよならあまえっ子】
 芦原家の一人娘。過保護に育てられ、ワガママ放題だったが、静子の影響で成長していく。

あそう-かずえ  麻生 かずえ【ご町内のミナさん!】
 ミナさんの大学時代のサークル仲間。あけすけにモノを言う過激な性格だが、ミナさんの良き相談相手であり親友。新名クンにミナさんをとられちゃうのが心配のタネ。

あもう-とみお  天羽 富雄【まほうつかいの象】
 学級委員長に選ばれたことからイジメにあい、動物園に逃げ込んでから年老いた象と心を通わせる。象の声を聞き、その魔法で周囲が良い方向に動きだしたと感じた夜、交通事故が原因で他界してしまう。

あもう-わかこ  天羽 和香子【まほうつかいの象】
 富雄の姉。気が強く物事をはっきり言える勝ち気な高校1年生。富雄の死後、富雄がいじめにあっていたことを知り、首謀者の小森昇につらくあたるが、後悔し苦しむ小森昇の姿を見て彼を許すことができる。

あやこ  文子【あめふり日記】
 大空荘の家主の娘。真クンに受験勉強を手伝ってもらい、徐々に惹かれていく。ちょっと内気だが明るい女の子。


いくみ  イクミ【WONDER2】
 不良グループの沢木の彼女。航太にも気がある様子。外見はハデでイケイケだが、子どもの扱いはうまい。学校をサボって乗った電車で大洋の危機を救ったこともある。すでに日南家のオトモダチ。

いけさと-しゅういち  池里 周一【おねえさんと一緒】
 同性ながらハルに友情ならぬ愛情を持つアブナいクラスメイト。スポーツ大好きでむやみに健康的なところがハルにはうざったいらしい。らびあんのママの恋人、池里氏の一人息子。

いさき-ちゃん  イサキちゃん【ご町内のミナさん!】
 新名クンに想いを寄せる職場の助手仲間。ミナさんの出現で心穏やかでない日々が続く。が、目先の快楽につられてしまうあたりを見ていると、本当に新名クンのことが好きなのかどうかあやしい。

いつみ-かずや   逸見 一也【11月の宇宙】
 シナリオライター・田所のペンネーム。

いのうえ-せんせい 井上先生【ペペおばさんの涙】
 動物愛護センターに勤務する獣医。充分な設備のないセンターの運営について、改善を訴える職員のひとり。

いのうえ-ゆみ  井上 ユミ【ペペおばさんの涙】
 井上先生の妹で兄妹ふたり暮らし。動物愛護センターには兄の手伝いでよく出入りしている。老犬のペペおばさんを誰よりも可愛がっている。

いはら-あみ  伊原 亜美【空の色の童話】
 5歳の時施設から伊原の家に引き取られた女の子。養親が交通事故で死んでしまい、義理の兄・律を心から慕う。気丈夫で勝ち気な小学生。ひとりの淋しさを「ぐるぐる話」で紛らわしている。

いはら-りつ  伊原 律【空の色の童話】
 高校在学中は手のつけられない不良だったが、両親が急死してから義妹の亜美を育てるため学校を中退して働き始める。亜美の実の母親が名乗りをあげ、亜美を戻すべきかどうか悩む。

いまい-てつと  居枚 鉄人【いらかの波】
 茜に片思いしていた中学時代の同級生。優等生で白星高校に進学するほどだが、気が弱い。そのためか渡が乱入したムチャクチャな生徒会選にも落選してしまう。けっこうマジな渡の恋敵だったにも関わらず影が薄い。

いわした-けんいち  岩下 研一【まーやのバースディ】
 最愛の妻まーやを亡くし、傷心の思い冷めやらぬまま寄宿学校に預けていた娘・礼クンをひきとる。おおざっぱなところがあるが、ちゃんと父親として礼クンを大切に思っている。出版社勤務の、とても32歳には見えないお父さん。愛称は研一だからケンチ。

いわした-さと  岩下 サト【まーやのバースディ】
 ケンチの亡くなった奥さん、まーやのお母さん。ケンチが婿入りしたためずっとケンチと礼クンといっしょに暮らしている。義理の母親だが気の置けないさっぱりした人。

いわした-しのぶ  岩下 忍【まーやのバースディ】
 まーやの妹でケンチの同級生。そのつながりからケンチとまーやが知り合うことになった。放送局でラジオのDJをやっている。愛称しいちゃん。

いわした-れいこ  岩下 礼子【まーやのバースディ】
 ケンチとまーやの一人娘。まーやが入院していたため寮のある学校に転校し、親元から離れて暮らすことになった。まーやの死後サトさん、ケンチといっしょに暮らすようになるが、まーやの死から立ち直りきっていないケンチの支えになろうと幼心に決心する。ケンチの再婚話で身の振り方に悩む。

いわした-まや   岩下 麻矢【まーやのバースディ】
 2年間の闘病生活の末、31歳の若さで早逝したケンチの年上の奥さん。母性本能のカタマリみたいな人だったらしい。


うえすぎ-かすみ  上杉 香澄【カラコロと…】
 ゲタばきの転校生、三上隼人にひとあわふかせてやるため策を練るが、当の三上と殺人の秘密を共有するハメになる。両親が北海道に赴任しているため、アパートに一人暮らし。祖母の前では伊豆の踊り子風和装美人になる。純情なとこのあるかわいいスケバン。

うえはら-ひさこ  上原 緋沙子【わすれな草】
 幼い頃母につれられて今の父親の籍に入る。母の死後、飲んでは暴力を振るう父親とふたりで長屋暮らしをしてきた。わすれな草をきっかけに悠さんに知り合い、結婚の約束も交わす。仲良くしていた友達、護とは、実の兄妹という関係を知らないまま別れることになる。

うえむら-そうきち  植村 壮吉【さすらいジーンズ】
 アコが能登に行きたいと思うきっかけになった写真を撮ったカメラマン。偶然知り合い、旅先でもアコの世話をやいてくれる。

うしだ-せんせい  牛田先生【いらかの波】
 成京工業高校の英語担当。やたら教師風をふかせたがる横柄な教師。生活指導を担当しているが、片桐と組んで独裁的生徒会を断行しようとする。問題を起こす渡や浅野を目の敵にしている。あだ名はミルクデブ。これ以上見事に彼を表現したあだ名はないだろう。

えがわ-ひさし  江川 久【今は夜中の3時ごろ】
 ミッチが憧れるクラスの二枚目。母親が子離れできておらず、臨海学校でバツの悪い思いをする。

えみ-ちゃん  エミちゃん【いらかの波】
 木内の高校時代にできたガールフレンド。同窓会でもいつの間にか待ち合わせており、熱いところを見せつけてくれる。メガネをかけているというくらいで、殆ど顔が出てこないまま出番が終わる。木内曰く優しい女の子らしい。

えとう-あかね  江藤 茜【いらかの波】
 大工の棟梁を祖父に持つ、江藤家の一人娘。二世帯同居で弟子も出入りするにぎやかな家を渡が気に入り、以後入り浸ることになる。そのためケンカをしながら親密な関係を作っていく。学業優秀でスポーツ万能。しかもよく気のつく女の子。度胸があって、チンピラにも意見できることから下級生にも慕われている。将来は新聞記者志望。


おいかわ  及川【特ダネや〜い!】
 サッカー部所属のゴキの友人。部内の同性愛に染まっている。

おおすぎ-たけし 大杉 剛【マッチ箱とんとん】
 トンコの近所に住む同性の幼なじみ。高校3年生で学校までバイクで通学している。トンコの姉伸子の密かな思い人(?)。大学を東京で受験しようかと考えている。

おおすぎ-とみこ 大杉 十三子【マッチ箱とんとん】
 毎日片道2時間かけて学校に通う、山の中育ちの高校2年生。町での暮らしに憧れるが、秋吉クンというちょっと風変わりな理解者を得て、山道通学もまんざらじゃないと知る。愛称トンコ。

おおすぎ-のぶこ 大杉 伸子【マッチ箱とんとん】
 東京の大学に通っているトンコの姉。マッチ箱の車窓風景を愛するひとり。

おおた-せんせい  大田先生【いらかの波】
 渡の中学時代の国語教師。久米先生と結婚し退職、一女・友子をもうける。

おおの-ひとみ  大野 仁美【パパとママは恋してる】
 女ばかりの家庭に育ち、男ぎらいで通っている西野第一中学校2年A組のクラス委員。成績優秀で勢力の強いクラスの女子を率いている。母親と同じクラスの男子グループのリーダー・守谷の父親とが恋仲と知り、再婚を阻止するため策を労する。

おおの-ふみこ  大野 史子【パパとママは恋してる】
 夫亡き後細腕一本で娘ふたりを育て、ブティックを経営しているキャリアウーマン。同じ境遇にある守谷の父親と思い合う。

おおの-ゆみ   大野 ユミ【パパとママは恋してる】
 仁美の妹。幼いながら西野小学校のスケバン。姉の男性不信を信じて協力を惜しまない。ある意味純粋と言えるかもしれない。

おおひら-ひろみ 大平 洋海【クミコの冒険】
 昔、考古学者・桜井教授の助手をしており、今はギリシアで観光ガイドをしている青年。考古学への興味は人一倍強いが、桜井教授とは考え方を異にしたため懐を分かつ。教授の死後、教授が最後に探し当てたという壺を求めて、教授の娘・クミコと調査をはじめ、様々な危機に巻き込まれる。

おかま-せんせい  岡真先生【おみまいなあに?】【特ダネや〜い!】
 サッカー部の顧問の先生。実家が寺で、サッカー部の夏の合宿に利用している。その名の通りオカマで、しかもホモ。「おみまいなあに?」の岡真さんと同一人物かどうかは定かでない。

おかま-きよみ  岡真 キヨミ【特ダネや〜い!】
 岡真先生の妹。こっちも同性愛者で、知がターゲットになるが、ゴキの活躍でまともな目を持つに至る。

おかやま-よしたろう  岡山 芳太郎【ご町内のミナさん!】
 ミナさんが広報部副部長に就任した年の部長さん。自治会だよりの内容は殆どこの人が書いていた。

おきむら-たつや  沖村 達也【おねえさんと一緒】
 スナックらびあんのママ。梓の高校時代のクラスメイトで、オトコでありながら類い希なる美貌の持ち主。料理洗濯に長けており、梓よりはるかに女らしい。森里の親父さんと性別を隠して交際していた。

おの-かつみ  小野 かつみ【今は夜中の3時ごろ】
 ミッチの幼なじみでクラスメイト。美人で優等生の津坂さんに惚れている。

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